先週付けの blog に書いたとおり、aitendo 実店舗で、謎の AM/FM ラジオ基板を発見しました。
この基板は aitendo の Web ページにはありません。
写真の通り、「AM/FM-RADIO1800」という名前の、ワンチップラジオ IC
LA1800 (SANYO)を使ったスタンダードなラジオ基板です。
一目見た瞬間、何か
とてもすごい違和感を感じましたが、
1 つ¥30 だったので
迷わず購入して帰りました。
さて、基板をまじまじと見つめていると・・・あれ、LA1800 って・・・
やっぱり(笑)!SDIP なんですよね。横幅も違うし。
違和感の正体もわかったところで、ラジオを組んでみましょう。
予想通り、この基板は 「
AKIT-1800」と同じ回路です。
もっと言えば、1 年ほど前にパーツキットとして売られていたものですね。
当時「基板は後で発売」となっていながら、しばらく発売されなかったのは、
こういう理由だったんですね。
というわけで、家にあった適当なパーツで組んでみました。
写真の通り、LA1800 は無理やり配線しています。
また、手持ち部品の都合で、回路定数は若干変更しています。
AM/FM とも無調整で鳴りました。(FM アンテナは撮影後に配線)
回路図を見てのとおり、AM はストレートなので、選択度はそれなりです。
--
数年前、aitendo のアンケートで「作るのが難しいキットを作って欲しい」と書きました。
以来、0.65mm ピッチの半田付けを要求したり、問題箇所を自分で見つける必要があったりと
若干の知識と経験を必要とする商品が、いろいろしかも格安で販売されています。
中には「ちゃんと動かないキットだ」という人もいるでしょうが・・・
私としては作る楽しみがあって嬉しい限りです。